亀山秀雄名誉教授が「平成28年度 化学工学会学会賞」を受賞

アルマイト触媒の開発と環境・エネルギー分野への応用技術に関する研究

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授賞理由:亀山秀雄氏は、触媒変換プロセスのエネルギー利用の高効率化を図るアルマイト触媒の開発に長年取り組んでこられた。その研究成果は、伝熱性や軽量性、加工性、通電性にすぐれた各種のアルマイト構造体触媒の創出と、この触媒を用いた省エネルギー化や環境保全・浄化に係わる応用技術の開拓へと展開している。基礎から応用分野にわたる、体系的かつ斬新な研究を推進してきた。そして、新触媒プロセスの創成に関するこれらの学術的成果を学会の論文誌(英文誌、和文誌)に多数発表しており、化学工学会論文誌のバリューアップにつながる多大な貢献を果たしている。以上のように、亀山秀雄氏の業績は、化学工学会学会賞に十分値するものである。
“Study on the Development of the Alumite Catalysts, and it’s Applied Technology on the Environment and Energy Fields”
Prof. Kameyama, Hideo

 
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神谷秀博教授らが「平成28年度 化学工学会技術賞」を受賞

固定発生源からのPM2.5/10排出量計測用バーチャルインパクタの開発と国際標準化に基づく製品化

平成28年度化学工学会技術賞

■受賞者
代表者:神谷秀博教授
共同研究者:塚田まゆみ技術専門員他

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授賞理由:大気中のPM2.5/10は、呼気によって肺の奥深くに入り込むため、健康影響が懸念されている。本技術は、工場や発電所、製鉄所、廃棄物焼却場などの固定排出源である煙道中の大流量の高温排ガスに対して、分離技術と流体力学計算にて正確なPM2.5/10の濃度計測技術法を開発し、ISO13271、JIS7152として制定された。日本発の評価技術の国際規格標準化作業は、日本企業の優位性を発揮できるものである。技術的には、先行技術の粘着性物質を塗布した捕集板に対して、補足粒子の反発による再飛散がなく、煙道ガスの温度依存性をない、分離性能の高い対向ノズルでのバーチャルな捕集板構造を確立し、2段階での分離により、PM2.5とPM10をそれぞれ正確な測定を可能とした。また、構造設計によるコンパクト化と精密加工技術を駆使して試作し、長期にわたる測定を経て精密計測器としても商品化させた。今後の国際的なクリーン環境の保全につながる技術であり、特に排ガス量が膨大な固定排出源の正確な排煙管理と抑制技術の発展に寄与する。このように、東京農工大学、ホソカワミクロン(株)、東京ダイレック(株)らの技術は、化学工学会技術賞に十分値するものである。

「固定発生源からのPM2.5/10排出量計測用バーチャルインパクタの開発と国際標準化に基づく製品化」
(農工大) ○神谷 秀博 氏・(ホソカワミクロン) 笹辺 修司 氏・(東京ダイレック) 白井 忠 氏・(工学院大先進工) 並木 則和 氏・(農工大) 塚田 まゆみ 氏
“Development of Virtual Impactor for Measurement of PM2.5/10 Emission from Stationary Sources and its Commercialization Based on International Standardization”
(TUAT) *Kamiya Hidehiro, (Hosokawa Micron) Sasabe Shuji, (Tokyo Dylec) Shirai Tadashi, (Kogakuin U.) Namiki Norikazu, (TUAT) Tsukada Mayumi


http://www.scej.org/award/scej-awards/scej-awards-2016.html

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