[Topic]温度操作で医療用医薬品を再結晶 Recrystallization of acetaminophen by tempering

1-s2.0-S1226086X15003147-gr4

(文責:学部三回生YS)医薬品結晶の溶解性の改善は、生物学的利用能の強化に必要不可欠です。医薬活性成分であるアセトアミノフェン(ACM)の結晶には安定型のI型と準安定型のII型があります。準安定型のII型は、溶解性の改善だけでなく医薬製剤の特性としても有利です。一方、このII型は製造が難しいため、選択的な製造が重大な問題です。

More, in English (prepared by YS, undergrad. student) … 続きを読む “[Topic]温度操作で医療用医薬品を再結晶 Recrystallization of acetaminophen by tempering”

Topic【重合法の開発】「旋回」重合によるゲル・ビーズの製造 Production of gel beads by “circulation” polymerization

とくやま

【文責:学部生MI】感熱ポリ(N−イソプロピルアミド)ハイドロゲル(NIPAハイドロゲル)ビーズは反応や分離プロセスの応用があり、注目を集めている。当学科ではミリメートルサイズである単分散NIPAハイドロゲルビーズの調合に焦点を当て、「旋回」重合技術を提案しました(React. Funct. Polym.誌)。
More/in English… 続きを読む “Topic【重合法の開発】「旋回」重合によるゲル・ビーズの製造 Production of gel beads by “circulation” polymerization”

Topic【水処理】活性汚泥を減少させる方法. Method to decrease activated sludge.

5

当学科から高圧噴射装置 (HPJD)を用いた微生物細胞の破壊と不溶性有機化合物の放出に関する論文が発表されました(Biochem. Eng. J.)。HPJDを用いた微生物細胞や有機化合物に対する処理は、活性汚泥を減少させる方法として注目されています。
More/in English… 続きを読む “Topic【水処理】活性汚泥を減少させる方法. Method to decrease activated sludge.”

Topic【医薬品】特定温度プロファイルにおける多結晶構造体 Polymorphism in crystallization with temperature profile

4

滝山研究室は、多結晶構造をもつインドメタシンの非溶媒添加晶析を用いた合成において、温度と添加方法が結晶構造に与える影響について調べました。
続きを読む “Topic【医薬品】特定温度プロファイルにおける多結晶構造体 Polymorphism in crystallization with temperature profile”

Topic【材料プロセス】シリコン粒子の発光と「消光」速度論モデル Luminescence stability of silicon particles

稲澤研究室は、シリコンマイクロ粒子がどのような発光特性を示すかについての研究結果を発表しました。「狭い溝」による酸素輸送の遅れが、遅い製造プロセスを導く原因だと分かりました。微粒子の幅が狭く「深い溝」を形成することが、発光特性の安定性の改善に関与していることが分かりました。

シリコン粒子から半導体が作られたら、リチウムイオン電池や化学センサーの製造にも役に立ちます。

詳しくはChemical Engineering Science. [文責:学部2年生MK]

1-s2.0-S0009250915005254-gr21-s2.0-S0009250915005254-gr3

More in English…

Topic【材料プロセス】「カーボン」粒子があらゆる有機溶媒に分散. Dispersing “carbon” particles in water and various organic solvents

強い疎水性のため分子やバルク固体では水には分散しないと知られているが、神谷研究室は(通常疎水性である)「カーボンブラックCB」ナノ粒子を水中または溶媒中に分散させる方法として、ポリエチレンイミン(PEI)またはトルオイルポリエチレンイミン(T-PEI)を粒子表面に修飾しました。表面未修飾CBナノ粒子は、エタノールやトルエンといった有機溶媒に分散することなく、凝集し沈殿することが課題でした。しかし粒子表面にPEIまたはT-PEIを修飾すると、凝集せずに、分散安定性を示すことがわかりました。さらにポリエチレングリコール(PEG)をPEIまたはT-PEIの上に表面修飾させると、粒子はあらゆる有機溶媒で高い分散安定性を示すことが分かりました。この知見は粒子の特性を生かした機能性ナノ粒子のプロセス開発に役立つと期待されています。

詳しくはChemical Engineering Science をご覧ください。

Untitled

in English… 続きを読む “Topic【材料プロセス】「カーボン」粒子があらゆる有機溶媒に分散. Dispersing “carbon” particles in water and various organic solvents”

Topic【液体燃料用】Ni–Mo系触媒におけるステアリン酸メチルの脱酸素化の促進..Role of support in deoxygenation of methyl stearate over Ni–Mo catalysts

近年「環境に優しい燃料」やバイオディーゼルの主成分となるトリグリセリド由来の化学物質に対する関心が深まる中で、特にトリグリセリドの脱酸素化が必要になってきています。本研究は、これらの反応に対する新たな触媒の研究・開発に役立ちます。

銭研究室では、脱酸素化および水素付加による異性化の二つの機能を持つニッケル−モリブデン系触媒の中で、SAPO-11およびALSBA-15の2種類の多孔質を含有させたものについて、酸性度と細孔径の2つのパラメータが触媒機能に与える影響を、ステアリン酸メチルへの効果によって比較しました。その結果、ALSBA-15では、チャネル内の強い酸性度を持つ部位と大きな細孔径によって触媒反応が進行しているのに対し、SAPO-11は、選択的かつ高い効率で触媒反応を進行させるのに適切な酸性度および細孔径を有していることが分かりました。

詳しくは、Journal of Molecular Catalysis Aをご覧ください。

Reaction pathways for the isomerization of long chain paraffin over NiMo:SAPO-11 and NiMo:AlSBA-15 catalysts

More in English…

Topic【機能性樹脂】架橋材としてナノ粒子を用いた透明シリコーンシート, Transparent silicone polymer film with nanoparticles as cross-linking agents

神谷研究室は、シリコーンオリゴマー(メチルおよびメトキシ側鎖を含む)とSiO2ナノ粒子間の制御された反応により自立し、巻くことが可能な透明シリコーンポリマーフィルムを作るための処理ルートを開発しました。粒子はポリマーの架橋材として重要な役割を果たし、その結果7.8 MPa の引っ張り強度や1.0 GPa の高いヤング率や巻くことが可能。混合行程(粒子の分散性)はフィルムの特性を制御しました。詳しくはAdvanced Powder Technology。(APT Distinguished Paper Awardを受賞)

神谷さん1

iijima-kamiya-2014

More in English…